【サッカー日本代表】日本4失点 ブラジルに力負け
前日までの好天から一転、冷たい雨が降り続いたウロツワフ。今年の欧州選手権会場でもある同地で迎えた通算9度目のブラジル戦は、日本にとって気象条件以上に厳しいものとなった。
前半12分、オスカルがぽっかりと空いたスペースに出したパスを、パウリーニョが逡巡なくつま先でけり込み、先制を許した。26分にはカカに寄せにいった今野がPKを取られ、ネイマールに豪快にけり込まれた。序盤に背負った重すぎる2失点。敵のプレッシャーは12日に対戦したフランスほどではなく、パスをつなぐ日本のスタイルはある程度、形になったが、要所ではきっちりコースをふさぎ、ボールを奪えば素早くカウンターに出るサッカー王国の支配下から、なかなか抜け出せなかった。
ザッケローニ監督も手をこまねいていたわけではない。フランス戦で精彩を欠いたハーフナーに替わり、本田を8月のベネズエラ戦でも試した1トップに起用。右ふくらはぎ打撲から回復途上の背番号4は、最前線に構えるだけでなく、上下に動いてチャンスメークを試みたが、決定的な仕事はできないまま、前半だけで定位置のトップ下に戻った。後半開始からはフランス戦の終盤に続いて香川を最前線に上げたが、反撃に出ようとした矢先、ネイマールに個人技から追加点を奪われた。「数多くリスクのある戦いにはなるが、ピッチ全体で日本が戦う姿勢を見たい」と話していた指揮官。マルセロらの故障で必ずしも盤石でなかった相手に、次々と繰り出す策も通じず、日本は高くそびえる王国の壁を痛感させられた。
(産経ニュース2012.10.16)
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完全な力負けですな。
レベルが違う。
「組織サッカー」で「個人サッカー」は打ち破れないのか。
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