『正直な労働』
1.1839年に生まれ、TOTO、日本ガイシ、ノリタケなどの母胎となった森村グループを創業した森村市左衛門は、明治40年、60歳の時に次のような談話を発表している。
2.「人は正直に全心全力を尽くして、一生懸命に働いて、天に貸してさえおけば、天は正直で決して勘定違いはありません。人ばかりを当てにして、人から礼を言われようとか、ほ
められようとか、そんなケチな考えで仕事をしているようでは、決して大きなものにはなれません。労働は神聖なもので、決して無駄になったり骨折り損になどならない。正直な労働は枯れもせず腐りもせず、ちゃんと預ってくれる。どしどし働いて、できるだけ多く天に
預けておく者ほど大きな収穫が得られる」。現代は損得を基準に生きている人が多いが、昔の人は尊徳を基準に生きていたのだ。
(参考:「致知」:2013年4月号)
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