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2013年7月19日 (金)

『アベノミクス(良薬)の副作用に備える』

1.貯蓄から投資へ。これほど掛け声倒れを繰り返してきたスローガンはない。日本の個人マネーはこれまで頑なに預貯金に閉じこもってきた。そんな中、降ってわいたかのようなアベノミクス相場が家計を揺り動かす。アベノミクスを軸にした経済運営が続くとすれば、個人はいかにして資産を守り、そして殖やしていけばいいのか。「良薬」とされる各政策には副作用も潜む。3つのポイントを挙げておこう。

2.1つ目は、将来の過度なインフレに備えるということ。お金よりもモノの価値が上がるインフレ経済では、預金よりも株式や不動産として資産を持つことは合理的な選択だ。しかし、目標(消費者物価指数の上昇率2%)を達成したとしても、いったん上がり始めた物価を制御することは難しくなるかもしれない。インフレに歯止めがかからなければ企業のコスト負担も増大し、株式投資にとって重要な業績拡大も見込めない。インフレへの期待が相場全体を押し上げる期間は意外と短い可能性もある。

3.2つ目は、今後の円安の動きの中身を見極めることだ。今は輸出企業の為替採算を改善させる「良い円安」とされる。これがどのタイミングで「悪い円安」に転じないか注意が必要だ。3つ目は、自分自身の成長ストーリーを持つことだ。独自の投資基準を持って判断することが次への備えになる。

(参考:「日経ビジネス」2013年3月25日号)

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