深く伝える技術(伊藤真著)
司法試験界の「カリスマ塾長」が伝授する、
思いの深いところで相手と通じ合うための方法。
私たちは、日々、さまざまなことを伝え合っています。伝えることはコミュニケーションの要であり、それは人間関係、ひいては生きていくために必要なもの。なのに、なぜ、「本当に伝えたいこと」が伝わらないのでしょうか――? 本書では、「伝えるプロ」として30年以上活躍する、司法試験界の「カリスマ塾長」が、「深く伝える」ことについて伝授します。
「深く伝える」とは、情報などをただ伝えるのではなく、知恵や考え方など、自分の「本質」部分を伝えること。そしてそれによって、相手の行動が変化すること。そこまでいって深く伝えることになるのだと著者はいいます。そのために、何をすればいいのか。どんな考え方をもてばいいのか。本書ではそれがあますところなく書かれています。「深く伝える」ことについて意識したなら、きっと人生はよい方向に変わっていくはずです。
自分が伝えたい思いの「海」があると、想像してみてほしい。
その「上澄み」部分だけをサッとすくって伝えるのではなく、意識の深いところに降りていき、そこから真の思いを汲んで、それを相手の深いところに渡す。
「深く伝える」ということを、私はこのようにイメージしている。――「はじめに」より
目次
・「相手を動かそう」としてはいけない
・相手が「今は望んでいないもの」まで考え抜く
・頭の中で「変換」しやすい伝え方のコツ
・ありのままに言うことがすべてではない
・わざと「わかりにくい講義」をする理由
・「アリストテレスの三要素」で説得する
・なぜ最初に「相手の言い分」を聞くべきなのか
・ある人気講師の話し方の秘密とは?
・「表情」で損をしてはいませんか?
・「本当に伝えたいこと」は「いつか必ず」伝わる
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