インテリジェンスのない国家は亡びる―国家中央情報局を設置せよ!(佐々淳行著)
嘘のような本当の話ですが、世界では今もジェームズ・ボンドさながらの情報合戦が繰り広げられています。記憶に新しいアルジェリア人質事件でも、 関係各国は自国の情報機関を駆使して、情報収集をしていました。ですが、日本は、ただ傍観していただけでした。
日本の何が悪かったのか。著者は「情報収集のやり方がまずかった」と言います。それも当然ではないでしょうか。日本には、諸外国のような情報機関 がありません。例えば、アメリカのCIAや旧ソ連のKGBのような組織です。本来は、こうした機関を駆使して情報収集をして対策を立てるべきだったのです。
この情報戦を日本はどう勝ち抜くのか。著者は日本版KGBの設置を提案します。この機関を設けることで、情報収集だけでなく、情報保守・情報発信 を確立し、諸外国にひけをとらない国家となれるのです。本書では、著者の経験や、今までの日本の情報戦における失敗をもとに、日本版KGBが持つべき機能や在り方についても分析します。
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