北朝鮮が弾道ミサイル発射 日本海に向け複数
防衛省は29日、北朝鮮が同日午前5時頃から、複数の弾道ミサイルを朝鮮半島東岸の江原道・元山付近から東方に向けて発射したと発表した。最大約500キロ飛び、いずれも日本海上に落下したと推定される。北朝鮮が複数の弾道ミサイルを発射したのは今年では3回目。政府は外交ルートを通じて、北朝鮮に厳重に抗議した。
安倍晋三首相は29日、ミサイル発射を受けて(1)米国、韓国と関係諸国と連携を図り緊張感を持って情報収集、分析に努める(2)航空機、船舶などの安全確保を徹底する(3)国民に迅速・的確な情報提供を行う-の3点を指示した。
小野寺五典防衛相は29日、同省で緊急の関係幹部会議を開き、「航空機や船舶の安全確保の観点から、極めて問題のある行為だ」と批判した。会議後、記者団に対し「日本の領土に影響がある距離の飛行ではない」と指摘。ミサイルの種類については「スカッドミサイルの長距離タイプか、ノドンミサイルを短く撃つなど、いろんなことが考えられる。今の段階で特定することは難しい」と語った。
北朝鮮は、日朝の赤十字会談が中国・瀋陽で行われた3月3日や、日米韓首脳会談がオランダで開かれた同月26日にも、複数のミサイルを発射している。
日朝関係をめぐっては、拉致被害者らの再調査に関する政府間協議が7月1日に中国・北京で行われる予定。岸田文雄外相は「変更は考えていない」と羽田空港で記者団に見通しを示した。ミサイル発射について「政府間協議の場で取り上げる」とも述べた。
(産経ニュース2014.6.29)
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タイミング、はかっているよな・・・
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