ザック監督が退任表明「責任は全て私にある」 チームは解散
【イトゥ(ブラジル)=奥村信哉】ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で2大会ぶりに1次リーグで敗退した日本代表は25日、ベースキャンプ地イトゥで解散した。記者会見に臨んだザッケローニ監督は「私がメンバーを選び、戦術も決めた上での結果。責任は全て私にある。その責任をきちんと取りたい。代表を離れなければならない」と述べ、退任を表明した。
敗因については「1戦目の入りで、修正するのに時間がかかってしまった」とコートジボワール戦の逆転負けが大きく影響したとの見解を示した。国際試合で30勝12分け(1PK勝ちを含む)13敗の成績を残した4年間を「格上に勇気を持って仕掛ける姿勢を植え付けてきた」と振り返り、後任監督には「作ってきた道を継続し、私が与えられなかったものを加味してくれれば」と攻撃的スタイルの発展・継承を求めた。
昼食時に退任の意向を選手に伝えた際には涙ぐんでいたそうで、監督の「もう1度W杯を戦えるとしても、選手もスタッフも同じ選択をした。このメンバーの監督であれたことを誇りに思う」との言葉に、おえつを漏らす選手もいたという。日本サッカー協会の原博実専務理事は後任人事について、帰国後に臨時の技術委員会を開いて協議する意向を示した。
選手らは現地の26日未明にブラジルを出発し、日本に27日に到着する。本田(ACミラン)と長谷部(ニュルンベルク)は現地でチームを離れた。
日本は1分け2敗の勝ち点1で1次リーグC組最下位に終わり、2大会連続の決勝トーナメント進出を逃した。
(産経ニュース2014.6.26)
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