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2014年12月18日 (木)

【産経抄】過激思想の感染力 12月17日

 

生物学者の池田清彦さんによると、人類がまだ狩猟採集生活を送っていた1万年以上前には、人から人へ伝染する病気はほとんどなかった。人々は群れで生活し、他の群れとの接触がなかったからだ。やがて定住生活を始め、疫病に悩まされるようになる(『やがて消えゆく我が身なら』)。

 ▼14世紀のペスト、16世紀の梅毒、20世紀のインフルエンザ。交通事情がよくなるにつれて、伝播(でんぱ)の速度も飛躍的に上がっていく。11年前には、中国を発生源とするSARSが、あっという間に広がった。現在は、西アフリカのエボラ出血熱の感染拡大が世界の脅威となっている。

 ▼オーストラリアのシドニー中心部のカフェで起きた立てこもり事件は、実行犯の男だけでなく、人質の2人が死亡する最悪の結末となった。現地の報道によると、イランから政治亡命していた男は立てこもり中に、中東の過激組織「イスラム国」の旗を店に持ってくるよう要求していた。

 ▼イスラム国から、なんらかの感化を受けて犯行に及んだ疑いがある。カナダのオタワでは10月、イスラム教に改宗した男が、連邦議事堂で銃乱射事件を起こしている。

 ▼イスラム国の過激思想は、疫病並みの感染力を持つ。媒介するのはインターネットである。英語など数カ国語で言葉巧みに、テロの実行を扇動する。日本も人ごとではない。北海道大学の男子学生が、戦闘員として参加するために、シリアに渡航しようとした事実が発覚したばかりだ。

 ▼エボラウイルスは、防護服や手袋で身を守ることができる。特効薬の研究も進んでいる。パキスタンからは、別の組織による学校襲撃のニュースが入ってきた。過激思想のウイルスに対しては、残念ながらなすすべがないのが現状だ。

(産経ニュース2014.12.17)

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