両陛下、4月8、9日にパラオご訪問 戦後70年で戦没者ご慰霊 閣議で決定
天皇、皇后両陛下が戦後70年の節目に戦没者慰霊や平和祈念のため、激戦地だったペリリュー島がある西太平洋のパラオ共和国を4月8日から1泊2日の日程で公式訪問されることが、23日の閣議で決まった。両陛下が戦没者慰霊を主な目的に海外を訪問されるのは、戦後60年だった平成17年のサイパン以来2度目。
宮内庁によると、8日午前に羽田発の民間チャーター機でパラオへ向かわれる。同日は中心部のコロール島で友好親善の行事が催される。日本軍約1万人が戦死したペリリュー島でのご慰霊は9日で、日本政府が建立した慰霊碑「西太平洋戦没者の碑」を訪問される見込み。島間の移動には海上保安庁のヘリコプターの使用が検討されている。
昨年8月、レメンゲサウ大統領からご訪問の招請があり、政府は9月から関係省庁で調整を進めていた。12月には大統領が来日し、陛下が会見された。
パラオは日本から約3千キロ南に位置。第1次世界大戦後に委任統治領となってから昭和20年の終戦まで約30年間、日本の統治下にあり、日系の人々も多い。
両陛下は戦後50年の平成7年に「慰霊の旅」として広島、長崎、沖縄の各県と東京都慰霊堂をめぐり、昨年も沖縄、長崎、広島で戦没者を慰霊された。
(産経ニューズ2015.1.23)
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