2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

プロ野球データFreak
セリーグ順位表
パリーグ順位表

大阪の税理士が送る阪神

« 近鉄バファローズ猛牛伝説の深層 (追憶の球団)(梨田昌孝著) | トップページ | 【産経抄】1月17日 »

2015年1月16日 (金)

【産経抄】韓国的言論自由 1月14日

 「T・K生」と聞いて、ぴんと来るのは、50歳から上の世代だろう。岩波書店の月刊誌「世界」に昭和48年から63年まで連載された「韓国からの通信」の筆者である。

 ▼朴正煕(パク・チョンヒ)、全斗煥(チョン・ドファン)両政権の人権抑圧と民主化運動弾圧の実態について、反政府側から入手した情報でつづっていた。韓国については暗い話ばかりというのに、北朝鮮批判はほとんどなかった。韓国の「イメージダウン」に、大きく“貢献”したともいえる。

 ▼「T・K生」の正体が明らかになったのは、平成15年だ。連載当時、日本にいた池明観(チ・ミョングァン)・元東京女子大教授が、ソウルで名乗り出た。既に韓国では民主主義が定着して、もう後戻りはないとの確信があったからだという。果たして、今もそう言い切れるだろうか。

 ▼朴槿恵(パク・クネ)大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された、小紙の加藤達也前ソウル支局長の出国禁止が、さらに3カ月も延長される見通しとなった。朴大統領の年頭記者会見では米紙の記者が、質問のなかで加藤記者の問題に関連して「言論の自由」について触れていた。残念ながら、大統領は言及を避けた。日本メディアは質問を許されず、小紙は出席さえ拒否された。

 ▼「韓国からの通信」のなかで、当時の言論弾圧を風刺した新聞の漫画が紹介されている。「ベトナムについては大きく報道しているというのに、国内で数千名規模の集会が一段の記事にしかならない。これで言論自由があるというのか」「わからないのかね。それが韓国的言論自由だ」。

 ▼フランスの連続銃撃テロ事件で、改めて「言論の自由」が注目されている。朴大統領はそれに背を向けて、父親の時代の「韓国的言論自由」に回帰しようとしているのだろうか。池さんに感想を聞いてみたいものだ。

(産経ニュース2915.1.14)

« 近鉄バファローズ猛牛伝説の深層 (追憶の球団)(梨田昌孝著) | トップページ | 【産経抄】1月17日 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【産経抄】韓国的言論自由 1月14日:

« 近鉄バファローズ猛牛伝説の深層 (追憶の球団)(梨田昌孝著) | トップページ | 【産経抄】1月17日 »