天皇畏るべし 日本の夜明け、天皇は神であった(小室直樹著)
内容紹介
アジアに於いて早々と近代化し、欧米の侵略を許さなかったのは日本のみ。
畏るべし——
天皇が神であったからである。
天皇は日本国民に、近代化を遂行する為の権威と力を与えた
日本の深淵に社会科学的分析の光を当てて本質を解明する!
1986年文藝春秋社刊行『天皇恐るべし』再刊行。
【著者の言葉】
◉——「保元の乱」(一一五六年)で、我が誇るべき天皇システムは解体され、日本の根本規範、倫理道徳は木端微塵(こっぱみじん)となり、腕尽くの世(武士の世)となってしまった。
漸(ようや)く明治維新で天皇は「現人神(あらひとがみ)」として復活された。
「天皇は神聖にして侵すべからず」である。
そも「現人神」とは、如何なる神であるか。
イエス・キリストを想え。彼は完全な人であると同時に完全な神。
肉体は人間、本性は神。これぞ「現人神」ではないか。
神としての天皇はキリスト教に於ける神と著しく類似してくる。
本書の目的は、この摩訶不思議な天皇に社会科学的分析の光を当てて、その本質を解明することにある。
内容(「BOOK」データベースより)
アジアに於いて早々と近代化を目指しつつも、欧米の侵略を許さなかったのは日本のみ。畏るべし―天皇が神であったからである。天皇は日本国民に近代化を遂行する為の権威と力を与えた。日本の深淵に社会科学的分析の光を当てて本質を解明する!
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