激しき雪~最後の国士・野村秋介~(山平重樹著)
俺に是非を説くな 激しい雪が好き 新右翼のリーダーで、三島由紀夫と並び称される憂国の士の苛烈な生涯--少年時代から朝日新聞社での拳銃自決の瞬間までを、晩年10年もっとも身近にいた作家が描き切った感動ノンフィクション。 「国家権力が最も恐れた男」は、 〈自らの掟〉に忠実だったがために自決した。 平成5(1993)年10月20日、朝日新聞東京本社役員応接室で野村秋介は2丁拳銃の銃弾3発で心臓を貫き自決した。前年7月の参議院選挙期間中、週刊朝日が野村を代表とする政党・風の会を揶揄。風の会は選挙で22万票を集めたものの一人の当選者も出せずに終わっていた。なぜ自決したのか? 10月20日なのか? そもそも周囲の反対を押し切って参院選に出馬したのか?---彼の人生を決定づけたある特攻隊員との8歳の出会いから、偉大な明治男である父の影響、青春の横浜愚連隊時代、豊富な人脈との幅広い交遊、口舌の徒を嫌い自らの肉体をもって常に行動する〈肉体言語〉の思想、経団連事件・住友不動産会長宅襲撃事件・河野一郎相邸焼き打ち事件・フィリピン石川重弘救出事件の真相まで、もっとも近しい作家が書き尽くした、美学と情念で貫かれた民族派の巨星の劇的人生!
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