カルロス・ゴーンの経営論 グローバル・リーダーシップ講座(公益財団法人日産財団監修)
内容紹介
「周囲が『このままでいい』というなか、自分1人だけでも『ノー』と言えなければならない」
「リーダーであることを決めるのは、自分ではなく周囲の人である」
「リーダーはポーカーフェイスでなければならない」
「トップが後継を指名するのは間違い」
──大手・中堅企業の幹部候補生を対象にした「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」。500分に及ぶ受講生とゴーンとの白熱のやりとりをリアルに再現。
◆実践からしか学べないリーダーシップ
日産の再生、EVなど新たなクルマの開発、そして三菱自動車会長職--今もっとも注目を集めるリーダー、カルロス・ゴーン。本書は、日産財団と早稲田大学が中心となった社会人向け特別プログラム「逆風下のリーダーシップ養成講座」において大手・中堅企業の幹部候補生たちの質疑に応じた「ゴーンセッション」を再構成。その経営理念と信念を、グローバル時代のリーダーシップのあり方に焦点を当て、説き明かすもの。厳しいグローバル競争のなかに身を置き、実績を出し続けてきたゴーンならではの「金言」満載で、教科書からは学べない、まさに実践の書。
◆ゴーン版「白熱教室」
受講生たちの鋭い質問を受けゴーンが熱く語るリーダー論を中心に、彼のもとナンバーツーとして日産再生に尽くした志賀俊之氏が語る知られざるゴーンの素顔とリーダーを支えるフォロワーの役割を、『白熱教室』ばりのライブ感で再現。さらに、経営学者がアカデミックな視点から、現代に求められるリーダーシップ論を深掘り解説する。
著者について
公益財団法人日産財団(監修)
1974年、財団法人日産科学振興財団として日産自動車により設立。
2011年、公益財団法人への移行を契機に、名称を公益財団法人日産財団に変更。人材育成を活動の軸として社会貢献活動を行っている。
太田 正孝(編著)
早稲田大学商学学術院教授。博士(商学)。
早稲田大学商学部卒。同大学院商学研究科博士後期課程単位取得満期退学。
同大学院商学研究科長、早稲田大学常任理事、MIT客員研究員、IMD客員教授、英ケンブリッジ大学客員研究員等を歴任。
池上 重輔(編著)
早稲田大学商学学術院准教授。博士(経営学)。
早稲田大学商学部卒。英ケンブリッジ大学経営大学院経営学修士、英シェフィールド大学大学院国際政治経済学修士ほか。BCG、ソフトバンク、ニッセイ・キャピタルなどを経て、現職。
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