世界が地獄を見る時 ~日・米・台の連携で中華帝国を撃て(門田隆将、石平共著)
内容紹介
非常事態宣言!
間近に迫る中国の武力侵攻を食い止めよ。
2017年から始まる経済戦争がラストチャンス!
日本人から見て中国に対しどうしてもわからない点が2つある。
・第二次世界大戦で莫大な犠牲のもとに築き上げられた「国際秩序」を平気で踏みにじるのはなぜか
・しかもなぜ日本にだけ核投下も辞さないというほど憎悪するのか
暴走する中国を止めることはできるのか、米国が仕掛ける経済戦争の行方は?
ノンフィクション作家として、戦争・中国・台湾を題材にして数々の名作を生み出した門田隆将氏と、中国のすべてを知り尽くした評論家・石平氏が丁々発止で渡り合った度肝抜かれる新「中国・台湾論」。
中国は世界を征服するまで驀進するのか、それとも、内部から瓦解するのか。トランプ大統領の登場で、意外にも暴走する中国を封じ込めるカギを握るのは、実は「台湾」であることが浮かび上がる。
台湾が中国に呑みこまれたとき世界は「地獄」を見る──。
「これは、これまで誰にも話したことのない私自身の体験なんです」(石平氏談、本書p72より)
●対談を終えて
凄みのある「血肉の評論」
目の前で展開される論理と、紹介される新事実の多彩さは、四〇年近く中国・台湾問題にかかわってきた私に、新たな刺激を「これでもか」と与えてくれた。(中略)
さまざまなことを話し合い、議論が平行線のまま終わったものもあったが、二人の意見が完全に一致したものがあった。それは、「今がラストチャンスだ」ということである。(門田氏)
現代のソクラテス
門田さんは、あらかじめいろんなシナリオを考え抜いたうえで、ベテラン記者として持ち前の的確な質問により、私の思考を導き、私自身に私の思想を発見させたのである。(中略)
門田さんがリードした対話の成果が本書である。読み終えた読者の皆さまにも、やはり、門田隆将という人間が「ソクラテス」のように見えたのではないだろうか。(石平氏)
○本書の内容より
◎国際秩序よりも他国を侵略する「生存空間」の拡大
◎なぜ欧米の中国専門家たちは中国に騙されたのか
◎毛沢東から習近平まで“変わっていない"中国
◎国連での成功体験が中国に「力の論理」を教えた
◎敵を「殺すこと」を幼児から教える国
◎ネットで話題は「東京大虐殺」
◎靖国問題で〝禁じ手〞を使ってしまった朝日新聞
◎愛国心「振興中華」が生まれた現場に私(石平)はいた
◎勝ち続ける中国の行き着く先は「核戦争」
◎天安門事件への日本の経済制裁を解いたスパイの暗躍
◎習近平のカードを一枚ずつ奪い取るトランプ新大統領
◎過度に「経済成長」に依存する脆弱な習近平体制
◎重要なのは「経済戦争」のその先
◎「トランプ―安倍会談」の世界史的意義
◎「沖縄在日米軍の一部を台湾に移転せよ」
◎台湾が終われば中国が変わるきっかけも永遠に失う
◎日・米・台の連携が世界を救う
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