明治維新の正体――徳川慶喜の魁、西郷隆盛のテロ(鈴木荘一著)
内容紹介
執筆十年、幕末史を見直す異色歴史家が満を持して放つ明治維新150年めの真実!
自らが大統領になってまで薩長による維新を阻止しようとした男の「議会主義」「平和主義」「万民平等主義」とは?
出版社からのコメント
著者の鈴木荘一氏は日本興業銀行退社後に作家デビューを果たし、文筆・講演活動の傍ら「幕末史を見直す会」という研究会を主宰している異色の歴史家です。
「日本近代史の誤りを正す」という信念のもと、元銀行マンならではの緻密さと分析力をもって記された氏の数々の著作は、『昭和史』の半藤一利氏や評論家の西部邁氏、元大蔵官僚の榊原英資氏から高い評価を受けています。
本書で著者は、「私たちが教えられてきた幕末維新史は勝者(薩長)に都合よく書かれたもの」と断定し、敗者(幕府)の功績を丹念に掘り起こしていきます。しかしながら決して敗者側一辺倒になることのない著者の冷静・公平な視座は独特で、その意味で本書は、これまでにない「幕末維新観」を提示する1冊と言えます。
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