60歳からでもシングルになれる静かなスイング(新井敏夫著)
内容紹介
ゴルフスイングを科学する! 多くのゴルファーが抱く疑問に対して科学的な観点から解説します。
60歳を過ぎてからのゴルファーは常に体力低下と闘っている。ゴルフクラブの会員はハンディキャップ10から12くらいのメンバーが非常に多く、そのほとんどが60歳以上とのこと。
多くの60歳代のゴルファーがシングルを目前にしながら体力低下のため苦労している。そのような状況の中、60歳以上のゴルファー向けの技術書はほとんどみつからない。
60歳代ゴルファーに無理のないスイングを教え、諦めかけていたシングルプレイヤーへの夢をもう一度追いかけることのできるゴルフスイングの技術解説書である。
「効率よく無理のないスイング」「ボールをクリーンにヒットできる確率の高いスイング」「再現性の高いメカニクルなスイング」を中心に新しいスイングを追いかける手段を科学的
根拠から解説します。
【主な内容】
第一章 従来の著名なスイングプレーン理論
ゴルファーの曖昧な意識
ゴルファーに影響を与えた3つの理論
01 ベン・ホーガンのスイングプレーン理論
02 シャフトプレーン理論
03 並行で連続したシャフトプレーン理論
第二章 デュアルプレーンスイング
なぜ、多くのスイングプレーン理論が存在するのか
01 グリップの動きがすべてを決める
02 スイングプレーンは結果である
03 グリッププレーンとスイングプレーンの重要な関係
04 グリップはどういうスイングがしたいかによって決まる
05 スイングの土台と回転軸
06 プレショットルーティンは身体の記憶の上書き
07 目でボールをコントロールできれば最高のセットアップ
08 バックスイングは身体の動きに任せよう
09 切返しは左肩を中心に静かに始まる
10 打点では小文字のyをキープする"フォワードスイングからインパクト"
11 フィニッシュは高い位置に納まるのが自然"フォロースルーからフィニッシュ"
第三章 スイングを助けてくれる重要な技術
01 オノマトペの利用は武道の知恵
02 身体のどこかでスクエアを感じよう
03 安定したダウンブローを実現するためには
第四章 それぞれのクラブでのデュアルプレーンスイング
01 ドライバーショットでも縦振りは難しくない
02 フェアウェイウッドではフェースローテーションを最小限に抑えよう
03 アイアンショットこそルーティンが重要
04 アプローチショットでのデュアルプレーンスイング
05 パッティングで実現したいふたつのこと
●著者プロフィール
新井敏夫(あらい としお)/工学院大学教授
1979年 東京大学経済学部経済学科卒業。工学院大学情報学部システム数理学科教授。専門は経営学、技術経営(MOT)。近年は、クラウドコンピューティングを活用して、マイナースポーツの商業放送化に取り組んでいる。35歳からゴルフを始めて26年、長年ハンディキャップ14のままで止まっていたが、現在は11まで上がる。本書の理論に基づき飛距離も伸び、さらにシングルを目指す。
内容(「BOOK」データベースより)
体重移動は行わない。その場で回転するスイング。手首のタメは必要ない。コックの解放は気づかないくらい自然に行う。スーッとバックスイングを行い、スーッとフォワードスイングを開始する。グリップの軌道が美しい円を描くようにスイングする。ゴルフスイングを「グリッププレーン」と「スイングプレーン」という二つの円軌道の作用として説明を行った初めての書。
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