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2020年12月28日 (月)

黒幕はスターリンだった 大東亜戦争にみるコミンテルンの大謀略(落合道夫著)

第二次世界大戦において、ルーズベルトは言うにおよばず、あの老獪なチャーチルでさえ、スターリンの手のひらの上で踊らされていた。大東亜戦争も、大きな視野で眺めると、スターリンの存在が見えてくる。

著者は、そのことをロシアのマトリョーシカ人形に例えて説明している。

ルーズベルトのマトリョーシカ人形の中を開けたら、スターリンの人形が入っていた。蒋介石のマトリョーシカ人形の中にもスターリンがいた。もちろん毛沢東の中にもスターリンがいた。そしてスターリンが目論んだ通り、日本は戦争に引きずり込まれた。

【敵を分断】
独ソ戦に備え東西挟撃を防ぐため、東部の二大反共勢力、蒋介石と日本を戦わせ無力化を謀った。それが支那事変である。

【支那事変】
西安事件で捕らえた蒋介石を使い、上海の日本人を攻撃させた。それに米国が便乗、日本は戦争したくなかったが、米ソ傀儡の蒋介石は好条件の講和も受け付けなかった。

【共産スパイ】
大恐慌をマルクスの予言が適中したと勘違いして、爆発的に増えた高学歴の共産主義信奉者をスパイとして各国政府中枢に入り込ませ、ソ連に都合のよい政策をとらせた。

【大芝居】
ポーランドや北欧を残忍に侵略して国際連盟から除名されたのに、ナチスの被害者を演じて米国民の同情を引き、膨大な軍事援助を獲得。

【ソ連製ハルノート】
用心深いスターリンは日本軍の北上阻止を確実にすべく、米国の支那満洲進出欲を利用して日米戦争をそそのかした。ハルノートに日本が絶対に受け入れられない要求を盛り込ませ、ついに日米戦争を起こすことに成功。

【支那共産化】
代理占領した満洲を蒋介石に引き渡すとの米国とのヤルタ密約を反故にし、毛沢東に渡して支那の共産化に成功した上に、米国を支那満洲から蹴り出した。

【ヤルタ協定】
すべての欧州占領地を米国に承認させ、ソ連の犯罪行為の共犯および承認者として米国を引き込み、日本固有の領土である千島占領の根拠にした。ヤルタ協定は原爆投下の伏線にもなっている。

【残虐非道】
血も凍る恐怖政治で国民を支配、独ソ戦では百万人の若い娘を戦闘員、看護兵、慰安婦として戦地に送り、その多くが戦死、戦傷した。

【朝鮮戦争の原因】
東欧支配を強化すべく、欧州から米国の関心をそらすため、朝鮮戦争を起こした。国連軍派兵に拒否権を行使しなかったのはそのためである。

著者

落合道夫(おちあい みちお)
昭和18年静岡県生まれ。
北海道大学、国際基督教大学卒業。
近代史研究者。専門分野は日本近現代史(大東亜戦争)、政治思想(国態思想、共産主義、ファシズム)。

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