救国のアーカイブ 公文書管理が日本を救う(倉山満著)
Q:公文書管理なんて地味な学問が重要なんですか
A:馬鹿を言ってはいけません。
公文書管理が国を救うというのは決してオーバーな話ではないのです。
■最重要の安全保障からインテリジェンス
■尖閣諸島、北方領土、尖閣をはじめとする領土問題
■従軍慰安婦、南京事件などの歴史戦
■森友学園、黒川騒動、そしてコロナ(武漢ウイルス)
……そんな、あらゆる問題も
公文書管理という学問がわからなければ、始まらない
風説をバラマキ。自粛を強要し、
若者から青春を奪い、
自営業者を破綻に追い込み、
女性を自殺に追い込み、
それでもなお国民を途端に苦しめる自称専門家、
保身のみで動く政治家、省益のみで働く官僚。
国民を家畜扱いする権力者に立ち向かう武器でもあるのです! ! !
〈日本がなぜアーカイブ後進国なのか〉
岩倉使節団は図書館と博物館を持ち帰ったが、文書館は持ち帰らなかった!?
アーカイブから日本人の公とは何かも解説する! !
アーカイブという言葉は、なじみが無いかもしれませんが、「公文書管理」という言葉
は聞いたことがあるでしょう。公文書管理はアーカイブの一部です。アーカイブとは文
書管理のことです。(中略)「公文書」と聞いただけで、「隠す政府」と「追及する野党&マス
コミ」との構図を思い浮かべるかもしれません。不幸なことです。本来の文書管理は、き
わめて中立的なのですから。
アーカイブは、政府与党にも野党&マスコミにも、国民全員に対して公平です。その文
書を使って議論を戦わせることはあっても、文書の管理自体にイデオロギーはありませ
ん。アーカイブとは、その文書の管理のやりかたを研究する技術です。(中略)毎年のよう
に八月十五日と十二月八日が近づくたびに、天皇の戦争責任が問題視されていました。
しかし、慰安婦にしても天皇の戦争責任にしても、アーカイブを知っていれば、一発で解
決します。学生時代、韓国人や中国人の友人がいましたが、お互いにアーカイブを知って
いたので、子供のようなケンカなどせず、大人の付き合いができました。なぜか。文書管
理(アーカイブ)こそ、日本を救う。一つ一つ、お話ししていきましょう。 (本文より)
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