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2024年8月

2024年8月29日 (木)

逆説の日本史 25 明治風雲編 日英同盟と黄禍論の謎(井沢元彦著)

日本国民は大英帝国との同盟に狂喜乱舞した

歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。文庫最新刊となる第25巻では、まず西洋近代化の流れのなかで進んだ文学、国語、唱歌に関する「文化大改革」について幅広く考察する。初代文部大臣・森有礼が推し進めた「日本語を廃止し、英語を国語化する」という驚くべきアイデアはなぜ生まれ、そして闇に葬られたのか? また、明治政府が「唱歌」に込めた、隠された意図とは何だったのか?
続いて、明治になって急速に進んだ演劇と芸術の変革についての分析。とくに、川上音二郎が実践者となった「演劇改良運動」、そして彼の妻「マダム貞奴」に代表される女優の復活について焦点を当てながら論考を進めてゆく。
さらに、誇り高き大英帝国が「栄光ある孤立」を捨てて極東の小国・日本と同盟を結んだ「真意」とその影響について検討。この時期ヨーロッパを席巻した「黄禍論」についての解説を加えながら、明治政府が「日露開戦やむなし」に傾いていったプロセスを解き明かす。

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2024年8月27日 (火)

亡国の脱税:政治とお金の大問題(大村大次郎著)

「納税するつもりはございません」
政治家、宗教法人、開業医、大地主……
税金を払わない奴らの実態とは?
悪用禁止! よい子はマネしないように

日本の政治とカネの大問題!
第1章 政治家は税金を払わない
第2章 宗教法人の税金の闇
第3章 税金のブラックボックス「公益法人」
第4章 富裕層の税金の抜け穴
第5章 開業医の超優遇税制
第6章 投資家の税金は先進国でいちばん安い
第7章 海外に逃げる税金
第8章 大地主の税金は6分の1
第9章 大企業の実質税負担は驚くほど安い

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2024年8月17日 (土)

逆説の日本史24 明治躍進編 帝国憲法と日清開戦の謎 (井沢元彦著)

「欧米列強」への仲間入りを果たせ!

本書では、日本が世界の表舞台に躍り出ることになった明治中~後期を、痛快な“井沢史観”で読み解きます。
まず、明治新政府の「骨格」となった大日本帝国憲法が成立するまでの秘話に迫っていきます。この憲法の制定にあたり、伊藤博文・岩倉具視ら“維新生き残りコンビ”と、大隈重信・福澤諭吉ら“早慶連合”が激しく火花を散らし対立したのはなぜなのか? また、最終的に勝利したのは、どちらだったのか? さらに、彼らの陰で暗躍し「明治国家形成のグランドデザイナー」とも呼ばれる井上毅とは、いったい何者だったのか?
次に、憲法制定後に開設されたばかりの帝国議会がたびたび紛糾・空転し、首相・伊藤博文を悩まし続けていたにもかかわらず、清国との開戦に踏み切ることができた謎に迫ります。
そして、それまで極東のちっぽけな国に過ぎなかった日本が、『定遠』『鎮遠』という強力な戦艦を擁する北洋艦隊を誇った“眠れる獅子”清国を打ち破ることができた理由と、その勝利の結果手に入れることになった「膨大な利益」についても詳しく考察していきます。

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2024年8月16日 (金)

逆説の日本史 22 明治維新編 西南戦争と大久保暗殺の謎(井沢元彦著)

「維新の英雄」はなぜ自滅の道を選んだのか

『週刊ポスト』誌上で四半世紀以上にわたって連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクション『逆説の日本史』。文庫22巻より、いよいよ明治時代に突入します。
第一章「明治維新編」と第二章「明治政府のグランドデザイン編」では、維新を成し遂げた明治新政府面々の奮闘ぶりを紹介。
続く第三章「明治六年の政変編」では、維新の立役者である大久保・木戸と西郷・板垣の深刻な対立に発展した明治六年の政変と、その原因となった「征韓論」についてわかりやすく解説しています。
第四章「サムライたちの反抗編」は、悲運の男・江藤新平と佐賀の乱についての考察。
そして第五章「サムライたちの反抗編2」では、西南戦争における“最強”西郷軍敗退の謎に迫ります。
なお今回巻末に「補遺編」として、『逆説の日本史』第一巻の刊行以降に判明した歴史的発見を踏まえ、これまでの『逆説』の訂正や付記も収録しています。

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2024年8月15日 (木)

大東亜戦争終戦(1945年/昭和20年)

終戦から79年
日本は何処へ

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2024年8月14日 (水)

天皇の日本史(井沢元彦著)

本当の日本史は、「天皇」なくして語れない!

天皇はなぜ日本で一番偉いのか。皇帝でも国王でも君主でもない、日本独自の「天皇」はどのように生まれ、歴史にどんな影響を与えてきたのか。神武・継体・持統・後白河・正親町・昭和ほか、キーとなる54人を選び、現代まで続く日本史の大きな因果関係のなかで、その事績を読み解く。通説やタブーを乗りこえ、従来の歴史教育が無視してきた事実と常識を学び直す、「この国のかたち」を知るための歴史入門講義。便利な「歴代天皇一覧」付き。

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2024年8月13日 (火)

真・日本の歴史(井沢元彦著)

日本とはこんな国だったのか
日本人の行動原理はここにあったのか
あなたの知っている日本の歴史がひっくり返る!

目からウロコ  衝撃の面白さ

ゼロから学び直す真(シン)・日本史!

教科書も学者も教えてくれない「歴史の流れ」がわかる! 謎が解ける!
「比較」と「宗教」の視点を持てば、日本史ほどユニークで面白い歴史はない。
シリーズ累計580万部突破『逆説の日本史』著者による、30年の歴史研究のエッセンス。

(目次)
第一部  「比較」から日本史を読み解く
第一章  「世界と日本」はこんなにも違う
世界でも珍しい日本の木造文化
世界の常識はレンガ文化
なぜ日本だけが木造建築にこだわったのか
文明開化というまやかし
日本の道路舗装率は世界最下位!?
馬車を使わなかった特別な国・日本
日本史だけ見たのでは日本史はわからない
則天武后は日本のマネをして「女帝」になった!
北条義よしとき時は「日本史」を際立たせる超重要人物
王朝交替がない日本は世界の非常識
朝鮮出兵は秀吉の「錯乱」ではなかった
なぜ信長は本拠地を移転できたのか
戦争を簡単にはやめられないという「世界史の常識」
唐入りのとき、実は兵士はイケイケムードだった

第二章  「長期の時間軸」で見ると歴史はわかる
織田信長は日本の歴史教育の被害者である
日本に宗教戦争はなかったという嘘
織田信長「以前」と「以後」で歴史はこんなに違う
北条早雲との比較で信長の女性観がわかる
他の大名と比較して初めて信長の特異性が見える
信長を理解することは日本史を理解すること
日本の女性は「世界最強」だった
競争社会のままでは戦争はなくならない
徳川家康はなぜ「朱子学」という外来宗教を輸入したのか
当時の人間の気持ちになって考える
刀の切れ味は斬ってみないとわからない
「劇薬」でしか、人は変われない
徳川綱吉は「戦国時代」を完全に終わらせた政治家

第二部  「宗教」から日本史を読み解く

第三章 日本人の宗教の原点は「穢れ(ケガレ)」
なぜ「宗教」抜きに歴史は語れないのか
宗教を無視したために矛盾が生じた日本史の「時代区分」
古代日本人は首都を天皇一代ごとに移転していた
日本教のバイブル『古事記』
日本の天皇は穢けがれを祓はらう「禊みそぎ」によって生まれた
すべての禍は穢れによって発生する
なぜ都を一代ごとに移転しなければならなかったのか
見過ごされている持統天皇の功績
医者と僧侶は日本では「ガイジン」扱いだった
「穢れ忌避信仰」こそ日本教の根源的信仰である

第四章 日本人はなぜ「怨霊」を神として祀るのか
「怨霊」は怨念を内包した死穢から生まれる
日本最初の怨霊「大国主命」
最強の怨霊となった崇徳上皇の悲しい出生
後白河の無慈悲が生んだ崇徳の呪い
崇徳上皇が日本最強の怨霊である歴史的証拠
強い怨霊だからこそ神として祀る
「諡おくりな」による怨霊鎮魂法
怨霊鎮魂の道具としての仏教
『源氏物語』は怨霊鎮魂の産物
『平家物語』の成功がもたらした思わぬ副産物
怨霊信仰が「能」を生み出した
日本人の識字率の高さは怨霊信仰のおかげ

第五章 日本人はなぜ「和」を一番大切にするのか
日本人に「和」を根付かせたのは聖徳太子だった
「話し合い絶対主義」という宗教
一番大切なことは冒頭か結末にある
今も続く話し合い絶対主義
話し合い絶対主義が日本の民主主義を歪めている
話し合い絶対主義のルーツ

第六章  「言霊」に縛られる日本人は不吉なことを口にできない
日本独特の宗教「言霊」
理不尽な言葉狩りによって再発見した言霊信仰
『万葉集』に見る言霊信仰
言霊から見えてくる卑弥呼の正体
言葉と実態は一体化している
なぜ日本では「欠陥契約」が結ばれてしまうのか
「言えば(書けば)起こる」と信じる日本人
言霊の世界では起こって欲しくないことは書けない
言霊の世界では合理的な判断をした者が糾弾される
日本には和歌の前の平等がある

第七章 「穢れ」忌避信仰が武士を誕生させた
軍事と警察を忌み嫌うのは日本だけ
平安時代、日本の軍事部門は開店休業状態だった
「前九年の役」「後三年の役」の背景
武士とカウボーイの共通点
武士は日本にしかない宗教的副産物
藤原氏に対抗した院政システム
武士は縄文人の末裔か
武士の地位を上げた役職とは
天皇を超えようと考えた武士たち
信長が失敗し、家康が成功した自己神格化計画

第八章  「朱子学」という外来宗教が日本にもたらした毒
家康が天皇家以上に恐れたものとは
「主君への絶対的な忠義」を説く教え
朱子学が生み出した職業に起因する身分差別
商売は「卑しい者」がやること
「外国人は野蛮」という朱子学の偏見
学者にはわからない「鎖国政策」の意味
朱子学は国をも滅ぼす宗教である
朱子学の呪縛から解放した二人の天才
終章 歴史をいかに読み解くか
「安ん土宗論」にまつわる誤解
なぜ信長は日蓮宗の負けとしたのか
「専門家」に聞くという当たり前のことをなぜしないのか
歴史学者が気づけなかった「長篠の合戦」の真実
「ウィキペディア」を鵜呑みにしてはいけない
仮説を軽んじる頑なな実証主義
歴史を判断する能力

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2024年8月 4日 (日)

脱税の世界史(大村大次郎著)

古代エジプトの時代から現代に至るまで、数々の大事件の裏の税金問題を解説した『脱税の世界史』が文庫になりました。ローマ帝国の崩壊や宗教改革、フランス革命に産業革命、歴史上の大きな転換期の裏には脱税あり! 国家存亡の歴史は税金の歴史といっても過言ではありません。元税務調査官の著者が、世界の脱税の歴史をひもときます。

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