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2024年10月

2024年10月22日 (火)

逆説の日本史: 大正混迷編 南北朝正閏論とシーメンス事件の謎 (28)(井沢元彦著)

「北朝」と「南朝」、「正統な天皇家」は?

『逆説の日本史』シリーズ最新巻となる第28巻は、いよいよ大正時代に突入。
まず、当時の歴史教科書の記述に端を発する、「南北朝正閏論」問題を考察する。この論争は政争の具とされただけで無く、新聞社が部数拡販のために煽るなどしたため、大きな社会問題と化した。
次に、桂太郎と西園寺公望が交互に内閣を組織した「桂園時代」について振り返る。「異色の元老」と言われた西園寺がめざした「改革」とはなんだったのか? そしてそれはなぜ挫折したのか?
また、いまだ真相が解明されない一大疑獄事件「シーメンス事件」にもメスを入れる。じつは、この事件は「仕立てられた」ものであり、裏で操っていた「黒幕」は、「でっち上げと証拠隠滅の達人」だったのだ……。
そして終章では、第一次世界大戦に関する分析である。なぜ、「日本史」に第1次世界大戦の詳細な分析が必要なのか? それは、この大戦が契機となって、大日本帝国が「植民地獲得レース」でドイツを抜き、「金メダル」を狙える位置に躍り出たからなのである。

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2024年10月20日 (日)

2025年第14回目のラウンド(藤岡GC東)971

3か月半ぶりのラウンド
+4以上×1
トリプルボギー×3
ダブルボギー×5

*藤岡GC東:out53(17)+in50(18)=103(35)-HC16=87(+15)

ダブルボギー以上のホールのミスは次の通り。
3番ショート:3打目アプローチパターショート
5番ミドル:1打目1W左ショート、2打目8Iラフショート
6番ミドル:2打目9Iオーバー1P、4打目8I ショート
7番ショート:3打目アプローチパターショート
8番ミドル:3パット
9番ロング:3パット
10番ミドル:1打目1Wチョロ
13番ミドル:2打目U3ラフショート、4打目54°アプローチ左
17番ミドル:1打目1W右、3パット

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2024年10月16日 (水)

いわゆる「サザン」について(小倉信昭著)

サザンオールスターズの止めそびれた歴史と、その真実。

その名曲の数々で常に日本のミュージックシーンを牽引し続けている唯一無二のバンド、サザンオールスターズ。
そんなサザンの誕生から国民的アーティストになるまで、そして無期限活動休止を経て現在に至るまで、サザンの歴史を振り返りながら彼らの楽曲や音楽人としての魅力、そしてこれからを紐解く、「サザンオールスターズについて」の決定版です。

なお、桑田佳祐氏は、この作品のために度々長時間の追加インタビューをお受けくださり、サザンオールスターズの46年について、光と陰の両面を率直にお話しくださいました。

「昔々、“軽薄なノリ”が名誉であり、
ヤンチャなものに対してやや寛容な時代があった。
ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、
未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。」

――サザンオールスターズ 桑田佳祐

「この本は、筆者の40年以上にわたるサザンへの取材活動の集大成だ。
同時に、今回新たに桑田佳祐氏にバンドの歴史を振り返ってもらい、その成果が全章に活かされた内容でもある。ここに記された昭和・平成・令和のエピソ-ドは、当時の“切り抜き”などではなく、新たに精査されたものであり、そこに大きな価値があると思っている。
実は執筆作業もたけなわの頃、彼からこんなメッセ-ジが届いた。「サザンの陽のあたる部分だけじゃなく、それ以外のところも描いて欲しい」。この言葉が、本書の更なるリアリティを生みだした。
手前味噌ではあるが、サザンの歴史を程よい長さで書き綴った物語は、本邦初である。
「読んでいたら、無性にサザンが聴きたくなった」
本書を手にしてくださった方々が、もしそう呟いてくれたなら、僕は本望である。」

――小貫信昭

[目次]
序章・サザンオールスターズ誕生
1章・1978年~「勝手にシンドバッド」の衝動と「いとしのエリー」の老獪さ
2章・1981年~「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」で得た自信
3章・1985年~2枚組大作『KAMAKURA』は「終わり」の「始まり」
4章・1987年~デビュー10周年 復活を告げる「みんなのうた」
5章・1991年~甘くてしょっぱい「涙のキッス」でチャートを席巻
6章・1995年~「マンピーのG★SPOT」誕生の瞬間
7章・1999年~新たな代表曲「TSUNAMI」が描く「侘しさ」とは
8章・2003年~不退転の覚悟と『キラーストーリート』の充実
9章・2008年~スタジアムも泣いた「無期限活動休止」の夜
10章・2019年~下を向きがちな世の中にこそ“SMILE”を
終章・2023年~バンドの半世紀へ向け、桑田から届いた本音のメッセージ

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