中国は西側先進国と戦う覚悟を決めた――
日本人はどちらにつくのか
習近平が「イエスマン」で側近を固め、
長老を容赦なく切り捨てたのはなぜか?
その世界史的な理由がここに明らかになる――
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中国は、もう決断したのである。
欧米諸国(カバール)との戦争も辞さず、と。
その前に、世界金融や貿易などの経済取引の分野でも
規制がかかって混乱が起きて、
自国に大きな打撃が行くことも中国はすでに覚悟した。
さあ、日本はどういう態度をとるのか――「はじめに」より
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第1章 中国衰退論と日本核武装論から見る世界政治の現実
第2章 習近平は本気で欧州白人支配を打ち破る
第3章 台湾で戦争を起こしたいのはネオコン、ディープステート、そしてカバールだ
第4章 中国が盟主となる新しい世界の枠組み
第5章 着々と野望を実現する中国の強靭な経済
ウクライナ侵攻は、「民主VS専制」または「西側VS新興国」と世界を二分させた。国連も国際司法裁判所も機能不全をあからさまにし、それでも捏造と歪曲のプロパガンタが世界を駆け巡る。都合良く書き換えられた近現代史を、掘り起こされた歴史的事実から見直し、メディアが伝えない2022年11月のアメリカ中間選挙での混乱とウクライナ戦争の顛末をふまえ、2023年以降世界情勢を予測する。行き過ぎたアメリカの左傾化とポリコレは解消されるのか? ウクライナ紛争の虚実とは? 元ウクライナ大使・馬渕睦夫氏と日本近代史研究家・渡辺惣樹氏、ふたりの知見がクロスし、真の保守の姿も見えてくる。
「ウクライナ戦争」の正体はプーチン潰しであり、ウィーン会議以降、二〇〇年以上に及ぶ「国際金融家vs.ロシア」の最終戦争である、という見取り図を示したいと思います。
その大きな転換点は三つあります。第一はウィーン会議、第二にアメリカ南北戦争、第三はロシア革命です。これらは一本の線でまっすぐウクライナ戦争に結ばれているのです(馬渕睦夫)。
冷戦後の世界史を動かしたのは、アメリカの「ネオコン」だったと言っても過言ではありません。「アメリカ例外主義」と定義されるように、「アメリカは神から野蛮国を啓蒙する義務を与えられた特別な国である」と過信している勢力です。
また他国への「干渉主義者」であり、実際多くの戦争を引き起こしてきました(渡辺惣樹)。
第一章 国際金融家vs.ロシア二〇〇年戦争
第二章 ナポレオンと「哲人政治」の本流
第三章 ヨーロッパを脅かした新興国アメリカ
第四章 世界大戦を仕掛けたチャーチルの闇
第五章 操り人形ウィルソン大統領の大罪
第六章 ドイツの英雄だったヒトラー
第七章 仕組まれたアメリカ解体が生んだトランプ
第八章 プーチンは誰と戦っているのか
第九章 二〇〇年戦争の行方
中国の台湾侵攻は予想より早い。
そのとき日米は中国に勝てるのか。陸海空の自衛隊最高幹部OBと元国家安全保障局次長が鳴らす最高レベルのアラート。
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「勝てるのか」「自衛隊員は何人死ぬのか」と問うた
安倍総理への回答
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今、日本に必要なのは「総力戦」だ
2025年から27年、アメリカは通常戦力でも核戦力でも中国を抑止できなくなる。中国の台湾侵略で日米はどう戦うのか。中国はどう攻めてくるのか。アメリカと中国はどちらが強いのか。日米同盟のリスクは何か。安保3文書の背景「危機の実態」を明らかにする。
中国共産党大会で、異例の3期を確定させた習近平。指導部から他派閥を排除し、完全に「習家軍」とよばれる子飼いの側近で固め独裁体制を強化した。本書では、チャイナウォッチャーの第一人者が、今後5年の中国経済、国際政治の変化や、台湾侵攻スケジュール、さらには国内動乱の可能性について徹底分析。とくに最高指導部に改革派、市場重視派が不在となったことで、経済衰退は不可避になり、そのために国内統制がさらに強まり、国内の不満と権力闘争が激化すると指摘。また、ウクライナ問題や一帯一路の挫折から国際的孤立を招いている実態から、台湾侵攻のXデーと実際の占領戦略までを検証する。
習近平の次の5年で、いよいよ爆発するチャイナリスクの実態を明らかにし、中国の行方を予測!
【目次】
プロローグ 習近平3期目の中国で何が起こるのか
・さらに加速する経済の衰退
・2026年、中国は台湾を侵攻する ほか
第1章 独裁政権の完成で中国の没落は決まった
・公安、司法幹部を入れ替えた習近平の意図
・破滅的なサプライチェーン
・住宅ローン支払い拒否が横行
・日本の製造業を潰そうと目論む中国の罠 ほか
第2章 迫る台湾有事と日本の覚悟
・台湾人に広がる戦争への決意
・中国はどこまでハイブリッド戦争が可能か
・舞台裏で繰り広げられる熾烈な諜報戦 ほか
第3章 中国の「静かなる侵略」と各国の嫌中意識
・太陽光発電を利用して他国への侵食を加速
・中国の軍拡を支えてきた日本
・アジア各国の「国学」復活で高まる日本の評価
・南太平洋で高まる住民の中国嫌悪 ほか
第4章 「一帯一路」の崩壊で孤立する中国の末路
・不良債権化する中国プロジェクト
・約束不履行、途中での条件変更が中国の流儀
・中国資本で犯罪都市化したシアヌークビル
・アフリカでも破綻危機の国が続出
第5章 ウクライナ戦争は中国をどう変えたか
・ロシアの疲労で国際的主導権を狙う習近平
・金本位制の復活を狙う中露
・日本にとってのウクライナの教訓 ほか
エピローグ 間違いだらけの日本の対中政策
・存廃の危機にある日本の防衛産業
・中国幻想から目覚める日本 ほか
参議院選挙期間中に安倍晋三元総理が暗殺されたという衝撃のニュースは、世界に衝撃を与えた。そして、アメリカのバイデン大統領、トランプ前大統領、インドのモディ首相、さらにはロシアのプーチン大統領まで、文字通り世界中の首脳たちが、人間らしさにあふれた、通り一遍の弔意をはるかに超えたメッセージを発表した。ところが、日本国内では言いがかりとしか考えられない「モリカケ報道」などでの無用のバッシングをはじめ、安倍元総理の重要な功績に対する評価が浸透しているとは言い難い。この元総理に対する評価の国内外での圧倒的な格差はどこから来るのか。
生前、元総理とも親交があった著者が、関係者などへの取材も含め、日本人だけが知らない、あるいは見ようとしてこなかった安倍元総理の功績、その真実に迫る。
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