日本は、いま――
方向性を失い漂流している。
物価上昇率が2%を超える経済で、長期金利が2%を超えないなど、あり得ない!
~日銀がとるべき方策は、金利抑制策を放棄し、長期金利を市場の実態に委ねることしかない~
岸田文雄内閣のマクロ経済政策は、基本的な点で深刻な矛盾を含むものになっている。
なぜなら、一方で物価高騰が問題としながら、
他方で金融緩和を続けることによって、円安を放置しているからだ。
もちろん、これでは賃金は上がらない。
経済のもっとも重要な問題に関して矛盾した政策が続けられているのは、
日本の政策決定体制が深刻な機能不全に陥っていることを示すものだ。
そして、日本の国際的地位は、確実に低下を続けている。
本書の目的は、いま日本が直面する経済問題の本質が何であるかを明らかにすることである。
それを踏まえて、日本が向かうべき方向を示したい。
はじめに 世界経済の大混乱に翻弄され、漂流を続ける日本
第1章 円安で物価高騰
第2章 円安で日本が衰退した
第3章 日銀と投機筋の壮絶な戦い
第4章 金融政策の転換が必要なのに日銀が動けない理由
第5章 補助金漬け体質になる日本の製造業
第6章 デジタル化はどこに向かうか?
第7章 新しい日本をつくるのは高等教育の充実
60歳、還暦だってまだまだ通過点。
70歳、古希を超えたらついに始まる「大人の青春」
2022年に日本で一番読まれた大ベストセラーの著者であり、
「日本一の高齢医療の名医」、和田秀樹さん。
御年80歳、月刊誌の最前線でいまなお大活躍中の
「現役最年長の雑誌編集長」、花田紀凱さん。
異色の二人が「70歳からの幸せ」について、
本音でとことん語り合う!
「70歳からが、夢をかなえる大チャンスの到来!」
「お金をどんどん使うほど、家族も日本も、喜ぶ!」
「死後の心配より、生前の遊びに時間をつかうべし」
「AI社会は、じつはシニアが主役になれる時代」
「70歳からの生き方」を深掘りするほど、
予想のつかない「正解」が飛び交い、
年をとるのが楽しみになる一冊!
【目次より】
第1章【70歳からの幸せ】
できるだけ幸せに過ごしたいと思うのは欲張りですか?
第2章【70歳からの夢】
年甲斐もなく、夢を持ってもよいのでしょうか?
第3章【70歳からのお金の使い方】
お金をどうやって使ったらいいのか、わかりません!
第4章【70歳からの脳】
「脳が老いない」方法があるってホントですか?
第5章【70歳からの健康】
もちろん健康でいたいのですが、正直、不安もあります……
第6章【70歳からの人間関係】
年々、人付き合いが億劫になってきませんか?
第7章【70歳からの終活】
死ぬのが怖くならない方法はありませんか?
第8章【70歳からのデジタル化】
スマホやデジタル社会には慣れるべきでしょうか?
第9章【70歳からの人生の決め方】
高齢だし、やっぱりマスクは外しちゃダメですか?
参議院選挙期間中に安倍晋三元総理が暗殺されたという衝撃のニュースは、世界に衝撃を与えた。そして、アメリカのバイデン大統領、トランプ前大統領、インドのモディ首相、さらにはロシアのプーチン大統領まで、文字通り世界中の首脳たちが、人間らしさにあふれた、通り一遍の弔意をはるかに超えたメッセージを発表した。ところが、日本国内では言いがかりとしか考えられない「モリカケ報道」などでの無用のバッシングをはじめ、安倍元総理の重要な功績に対する評価が浸透しているとは言い難い。この元総理に対する評価の国内外での圧倒的な格差はどこから来るのか。
生前、元総理とも親交があった著者が、関係者などへの取材も含め、日本人だけが知らない、あるいは見ようとしてこなかった安倍元総理の功績、その真実に迫る。
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