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事業承継

2025年12月26日 (金)

後継者不足時代の事業承継 当事者の視点で考える(大塚久美子著)

人口減少や産業構造の変化にともなう「後継者不足」に直面する日本の企業。
経営者や後継者を対象とした講演やセミナーを行い、自身も事業承継の当事者であった著者は、とりわけファミリー企業に携わる当事者が抱く葛藤や不安、孤独感を実感したという。
どうすれば事業を円滑に継承できるのか。事業の継続のために大切なこと、必要なことは何なのか。
2009~20年まで「大塚家具」の社長を務めた著者が、実体験も交えながら解決の糸口を提案する。

【目次】
はじめに
第一章 葛藤の構造~「家」vs.「株式会社」
第二章 ファミリー企業のガバナンス~「制度」vs.「リアリティ」
第三章 サステナビリティと事業承継~「生産」vs.「再生産」
第四章 事業承継とM&A~「ファミリー」vs.「非ファミリー」
第五章 キャリアと人生と事業承継~「個人」vs.「ファミリービジネス」
事業承継当事者とのQ&A
おわりに

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2025年12月 1日 (月)

ルポ M&A仲介の罠(藤田知也著)

日本経済の救世主か? 稀代の詐欺師か?
今日も中小企業は、喰いものにされる

外れない経営者保証、抜き取られた現預金、借金だけ残して音信不通に――
知らないと危なすぎるM&A、そのトラブルの全貌

雇用を守るつもりだったのに。あなたの会社は大丈夫?
事業承継の闇をぜんぶ暴く!
・「来月払う」と約束して払わない新社長
・保証解除は「努力する」としか書いてない
・言われただけの保有資産「15億円」をPR
・「危ない買い手紹介」で成功報酬を稼ぐ仲介業者
・「悪い結果はぜんぶ客のせい」
・顧客をこき下ろす地域金融機関

●実際に起きたトラブルから、問題の所在と原因を探る

私がこの問題に取り組むきっかけは、ある悪質な買い手によるトラブルを知ったことだ。設立から短期間のうちに30社ほどの中小企業を買いあさり、資金が行き詰まった2023年末に代表者は失踪した。少なくとも十数社が事業の停止や倒産といった憂き目に遭っている。 だが、買い手と売り手をつなぐことで「成功報酬」を受け取るM&A仲介業者は、M&Aによってどんな結果がもたらされようとも、報酬を得たままの「一人勝ち」となる。デタラメなM&Aで中小企業を追い込む買い手に問題があるのは言うまでもないが、悪質な手法を繰り返す買い手を紹介して着実に稼げるビジネスのありように、私は関心を抱いた。(「はじめに」より)

●失敗から教訓を得て学ぶ

不幸をもたらす失敗を減らすには、失敗から教訓を得て学ぶしかない。
中小企業のM&Aは、前提となる条件や経緯、環境も背景も千差万別だ。共通する万能薬やチェック項目をつくるのは難しい面もある。
どの立場に立つかによって、見える景色も変わってくる。売り手の視点か、買い手の視点か、あるいは会社で働く従業員の視点か、はたまたM&Aに携わる仲介ビジネスの視点なのか――。
喰うか喰われるかの勝負を制するのは、M&Aの経験を重ねてきた巧者であり、初めて挑む素人は痛い目に遭いやすい。しかし、国の政策によって推進されるものなら、一部のみが潤うようなM&Aではなく、どの立場から見てもある程度の「納得感」が得られるようなM&Aであるべきではないか。
本書は、朝日新聞のデジタル版で展開してきた特集「M&A仲介の罠」をもとに、大幅に加筆して再構成した。
紹介する事例は、2022〜2024年に株式譲渡契約が結ばれた案件が中心だ。新型コロナ禍で金融機関からの借り入れが膨らんだのち、猶予された返済がいよいよ本格化する時期と重なる。その返済に備えて蓄えていた現預金がM&Aを奇貨として流出し、経営難に陥っていくのが典型だ。
実際に起きたトラブルを詳しくたどりながら、問題の所在と原因を探る。似たようなトラブルに見舞われるリスクを、少しでも低減させるのに役立てられたらと願っている。
この問題には、二つの帰結があり得る。
一つは、M&A仲介は危なっかしい領域だと突き放し、社会に向けて強い警鐘を鳴らすこと。相当の知識と注意力を備えて向き合わなければ、痛い目に遭いかねない世界だと知らしめる必要があるかもしれない。
もう一つは、国や業界が問題の根本原因を特定し、顧客が安心して利用できるビジネスに変わる方策を見つけて実現していくことだ。
岐路に立つ日本のM&A仲介ビジネスは、どちらの方角へ向かうのか。本書を通してその行方を探っていく。(「はじめに」より)

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2023年3月30日 (木)

亀裂 創業家の悲劇(高橋篤史著)

時代を読み、需要を先取りする動物的な勘。
多くの人を惹きつけ、統率する牽引力。
そして、強烈な自負心と強運。
日本を代表する有名企業をつくった「創業社長」には、どこか共通するカリスマ性がある。
しかし、創業社長のカリスマ性が大きければ大きいほど、その去り際、そして去ったあとには、巨大な陥穽が残されることになる。
セイコーの服部家、国際興業・小佐野賢治、ロッテ・重光武雄といった昭和を象徴する創業者の後継者たちは、いずれも大きな混沌を経験した。
ソニーを創業した盛田昭夫氏の長男・盛田英夫氏は、ソニー株をはじめ多額の資産を父から相続したが、それをスキー場開発やF1レースへの参戦などに膨大な資金をつぎ込み、ついにそのすべてを費消しつくした。盛田家の祖業である醸造業に取り組んだがそれもうまくいかず、それでも都心の高級ホテル住まいをつづけ、最後はその滞在費を払うこともできないところまで追い込まれた。
英夫氏は、「盛田昭夫」という巨大な存在から逃れ、克服するために自分だけの成功を追い求めたのかもしれないが、結局それは果たせなかった。
ユニバーサル・エンターテインメントの岡田家、大塚家具の大塚家、大戸屋の三森家、ゲオの遠藤家も、会社の経営権をめぐって、激しい内紛を展開している。
さらに、創業家の持つ巨額の資産には、「資本のハイエナ」と呼ばれるような地下金融の住人たちや、M資金という古典的な詐欺師たちが群がり、甘言を尽くしてカネを吸い取ろうとする。
目を覆うような悲喜劇は、そこに巨額の資産があるからこそ起こる。
リア王やマクベスを地で行く、裏切りと転落のドラマ。
経済事件取材のトップランナーである筆者が、その圧倒的な取材力と筆力によって構成する最上級の経済ノンフィクション。

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2022年5月24日 (火)

成しとげる力(永守重信著)

およそ半世紀前、たった4人で立ち上げた会社は、いま従業員11万人を超える「世界一の総合モーターメーカー」に成長した。
類いまれなる経営手腕と行動力で、つねに実業界を牽引し続ける著者が23年ぶりに書き下ろした自著、ついに刊行!

【目次より】
◎とにかく一番を目指せ、と私が言い続ける理由
◎苦しみに飛び込んでこそ、人生の喜びがわかる
◎「できない」と思うより先に「できる」と百回となえよ
◎成功の条件は「頭のよさ」以外のところにある
◎ぎりぎりまで重ねた努力が運を引き寄せる
◎世の中を見る「鳥の眼」と「虫の眼」をもて
◎「現場・現物・現実」を見ることなく経営を語るな
◎グローバル社会で活躍できる人材を育てるために

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2022年2月 3日 (木)

財産消滅: 老後の過酷な現実と財産を守る10の対策(岡信太郎著)

5年後には、65歳以上の5人に一人が認知症を発症!
認知症は介護などの生活面だけではなく、財産にも大きな影響を与えます。
「本人の意思確認」ができないため、資産運用や契約ができなくなるのです。

多くの認知症患者の成年後後見人として資産管理などの手伝いをしてきた著者が、
実際に経験したエピソードをもとに、認知症を患った人や認知症患者の家族が陥る
「お金」のトラブルとその解決法を明かします!

(目次より)

第1章 「ピンピンコロリ」は昔の話~認知症高齢者を待ち受ける10の過酷な現実
事例1:ある日突然、頼みの綱である妻が消えた…残された夫の資産が行方不明
事例2:身寄りがないため施設が入所拒否…お一人様の生活はどうなる
事例3:保有資産があるのに止まらない貧困化…不動産運用への対応
事例4:頼りの義理姉妹が倒れた…老々介護もいずれは破綻
……など

第2章 財産漂流! 高齢者の財産はどこへ行く
高齢者の「老後の備え」「まずは貯蓄へ」習慣が思わぬネックに
生前贈与、生前消費
人生年表を把握する
平均寿命に惑わされるな
本人確認と意思確認ができないと財産は動かせない

第3章 成年後見人のリアル!~普及率5%のからくり
介護保険と両輪のはずが
成年後見制度~国は推奨 なぜ進まない
子どもが後見人になれないショッキングな統計
裁判所への報告、専門家への報酬~なぜ手間が多いのか
「本人の希望」をどこまで後見人が担保できるのか
死後事務には対応できない後見人

第4章 準備をしないのが最大のリスク~財産漂流させないための10の対策
1,資産運用も体が資本 健康寿命を延ばそう
2,5年後 自分はどうなっていたいかを逆算する
3,自分の財産と推定相続人を正確に把握しておく
4,成年後見制度の失敗事例ではなく成功事例を知る
5,子どもに頼れるか夫婦で話し合う
6,あらかじめ後見人を自分で指定しておく
7,地域包括支援センターを活用する
8,ケアマネージャーとの連携でいつでも相談できる体制に
9,元気な内に遺言を作成し自分の希望を記す
10,最近よく耳にする家族信託の利用を検討する

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